胃カメラ検査は、先端にカメラがついた細いスコープを挿入して、食道・胃・十二指腸という上部消化管の粘膜を直接観察する検査です。
検査中に組織の採取ができるため病理検査による確定診断やピロリ菌感染の有無を調べることも可能です。
●胃がん ●食道がん ●十二指腸がん
●胃炎 ●胃ポリープ ●十二指腸ポリープ
●胃潰瘍 ●十二指腸潰瘍 ●食道裂孔ヘルニア
●ピロリ菌感染 ●胃アニサキス症
☑ 胸やけやげっぷが頻繁に起こる
☑ 胃痛、みぞおちの痛みがある
☑ 吐き気、嘔吐が続いている
☑ ピロリ菌の除菌歴がある
☑ 胃がん検診で精密検査が必要と言われた
※このような症状がある方は、胃や食道に関連する消化器疾患を発症している可能性があります。
胃カメラによる精密検査をお勧めします。
☑ 40歳を過ぎたが、一度も胃カメラを受けたことがない
☑ 家族にピロリ菌陽性の方がいる
☑ 喫煙や飲酒が習慣化している
☑ 胃がんを患った家族がいる
※早期の胃がんは自覚症状が乏しいため進行してほかの臓器に転移してから気がつくことがあります。
特に症状が無くても、胃カメラ検査を定期的に行うことで早期の胃がんを発見し治療を行うことができます。
胃がんの発症リスクが上がる40歳を過ぎたら、胃カメラ検査を受けましょう。
ご希望の検査方法を選ぶことができます。
① 経鼻内視鏡(鼻から入れる胃カメラ)
② 経口内視鏡(口から入れる胃カメラ)
③ 鎮静剤を使った内視鏡検査(点滴をして眠っているような状態での検査)
1割負担 | 3割負担 | |
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胃カメラ検査のみ | 約 2,000円 | 約 6,000円 |
胃カメラ検査+病理組織検査 | 約 3,000円 | 約 9,000円 |
お電話にて受け付けております。 患者様のご希望に合わせて検査日時を決定します。
こちらのページで必要書類をダウンロードできます。
サインをして検査当日にお持ちください。
プリントアウトできない方は、当日クリニックでサインをしていただきます。
郵送を希望する方は、予約時に電話でお申し出ください。
検査前日の飲食
飲酒はお控えください。
21時までに消化の良い夕食をとり、その後は検査が終わるまで絶食です。
水や薄いお茶など透明で糖分が含まれない水分は飲んでも大丈夫です。
検査当日の飲食
朝食は食べないでください。
水分摂取は可能ですが、水や薄いお茶など透明で糖分が含まれないものをとってください。
朝内服している薬がある場合には、検査3時間前までにコップ1杯の水で内服します。
※糖尿病の方は、低血糖になる可能性がありますので、当日の内服やインスリン投与を避けてください。
午後検査の方
検査前日の飲食
21時までに消化の良い夕食をとり、飲酒はお控えください。
水や薄いお茶など透明で糖分が含まれない水分は飲んでも大丈夫です。
検査当日の飲食
検査の6時間前までに軽めの食事を採ってください。
例:塩おにぎり(海苔や具はなし)、
何もつけてない食パンやロールパン、
具のないうどん、そうめんなど
※乳製品は摂取しないでください
検査の2時間まで水、お茶、色のうすいスポーツドリンクを摂取できます。
① 保険証
② 胃カメラ検査問診票
③ 胃カメラ検査の説明および同意書
④ 鎮静剤使用に関する同意書(鎮静剤を使用する方)
⑤ 健康診断の結果票(胃がん検診で精密検査の方)
②~④の書類をダウンロード後、サインをして検査当日にお持ちください。
プリントアウトできない方は、当日クリニックでサインをしていただきます。
① 予約時刻に遅れずに来院してください。
② 受付に保険証と必要書類を提出してください。
③ 着替えが必要な方は着替えていただきます。
④ 問診してから、前処置として胃の泡を消す薬の内服を行います。
咽頭、または鼻腔に局所麻酔をします。
鎮静剤を使用する場合には点滴を行い、鎮静剤を投与します。
⑤ 胃カメラの所要時間は5~10分程度です。
なお、必要に応じて組織を採取し、病理検査やピロリ菌の検査を行うことがあります。
鎮静剤を使用した方は、ベッドで休んでいただきます。個人差はありますが、30分から1時間程度休んでからお帰りいただいています。
⑥ 検査後医師から胃カメラの結果を説明します。
組織を採取した病理検査の結果は後日でますので、2週間後以降に再度来院していただきます。
鎮静剤を使用する検査を受けた場合、検査後に、自動車・オートバイ・自転車などの運転が禁止されます。
鎮静剤使用の検査を受ける場合は、ご自分で運転してご来院するのは絶対におやめください。